2018年06月26日
2018年06月25日
2018年06月23日
2018年06月22日のつぶやき
nose_kensuke / 能勢謙介
病原体の検査については、海外ではかなり緩めの基準で実施されており、それで実際に問題は起きていないので、日本の基準(90種類)を緩めるべきかどうかを検討する必要がある。 #iddm #T1 science forum 26 at 06/22 17:47
nose_kensuke / 能勢謙介
「バイオ人工膵島移植」を「産業」として量産化を確立しなければならないので、そこが課題。厚労省が気にしているのは、実は倫理面の問題ではなく、ブタからヒトへの未知の病原体の異種感染に関する問題である。 #iddm #T1 science forum 25 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
バイオ人工膵島の実現に必須となる膵島隔離膜の技術としては、臨床応用のためには、実験とは違う高いレベルでQTQCなどでクリアしなければならない課題があり、現在解決に向けて鋭意研究中。 #iddm #T1 science forum 24 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
「バイオ人工膵島移植」については、どこに「難しさ」があるのか → 技術的にはあと「数年」でクリアできるのではないか。「先進医療」は2〜3年で打ち切られるが、ただし免疫抑制剤については、その後も助成が受けられる。 #iddm #T1 science forum 23 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
この課題のうち、保険診療収載に向けてさまざまな対応が進められている。特例的に混合診療を認める、先進医療として認定されるなどの現実的方法が考えられている。ただし、これに加えて「患者の声」というのも非常に大事。 #iddm #T1 science forum 22 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
「バイオ人工膵島移植の課題と展望」として主なものは、研究の現状と保険適用の見通しについて、技術的課題(免疫抑制、膵島への栄養や酸素供給など)、移植用ブタの供給体制、感染検査実現への課題、海外の開発状況や海外からの導入…など #iddm #T1 science forum 21 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
主な検査方法は、「PCR法(遺伝子のコピーによる増殖)」(23種類)か、「メタゲノム解析法(シーケンサーによる全ゲノムの解析)」(36種類)のいずれか。 #iddm #T1 science forum 20 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
移植にあたり、これらの病原体すべてが陰性であることを確認しなければならないが、そのための検査方法を確立しようと研究を行っている。真菌についてはほぼクリアされているので、「ウィルス」をどうするかが目下の課題。 #iddm #T1 science forum 19 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
バイオ人工膵島に求められる要素として主なものは、1.長期間機能する、2.安価であること、そして3.安全であることが挙げられる。ブタに感染する可能性がある病原体は100種類ほどあるが、それらが全て陰性(Free)の必要あり。 #iddm #T1 science forum 18 at 06/22 17:46
nose_kensuke / 能勢謙介
最後に、京都府立大学の井上先生から。こうした移植ブタからの感染症を起こさないためには、移植細胞の感染症検査体制の構築が課題になっており、その研究を行っている。 #iddm #T1 science forum 17 at 06/22 17:45
nose_kensuke / 能勢謙介
我々が開発したU-iR法では、信頼性・再現性に優れ、低コスト、拡張性も高い。この体制を確立するため、新たに会社を設立し、商業的に供給することを目指している。 #iddm #T1 science forum 16 at 06/22 17:45
nose_kensuke / 能勢謙介
無菌の医療用ブタを得るために、妊娠中のブタから子宮ごと仔ブタを摘出し、無菌アイソレーターという装置の中で作出する形になる。アイソレーターはクリーンブース(クラス1000)のテントの中に設置されており、非常に衛生的。 #iddm #T1 science forum 15 at 06/22 17:45
nose_kensuke / 能勢謙介
次は明治大学の長嶋先生から。「異種移植ドナーとしてのDPFブタの国内生産」について。条件としては、医療用ブタとしての衛生条件の保証、コスト抑制、臨床応用に合わせた供給体制の構築…といった問題がある。 #iddm #T1 science forum 14 at 06/22 17:45
nose_kensuke / 能勢謙介
また、移植部位については、検討の余地がある。血糖を正常化するために必要な膵島の量を、肝臓を100%とすると、腎臓は50%、脾臓が12.5%となっており、どこが最適かについては、まだまだ模索中。 #iddm #T1 science forum 13 at 06/22 17:45
nose_kensuke / 能勢謙介
膵島をアルギン酸塩で包み、それをPLO(ポリリジン)で包み、最後にAPA(アルギン酸)で包む…という三層構造でできている。ただし、マクロファージ、好中球、樹状細胞などによる炎症(サイトカイン)をいかに抑えるかが課題。 #iddm #T1 science forum 12 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
膵島を封入するカプセルは、アルギン酸を用いたもので、すでに「第三世代」まで進化している。現在400μm(0.4mm)のサイズにまで小型化することに成功。ただ、あまり小さくすると、膜表面の孔も小さくなり、膵島が酸欠を起こす。 #iddm #T1 science forum 11 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
続いて福岡大学の小玉先生から、大動物におけるバイオ人工膵島について。ブタ内在性のレトロウィルス除去方法について研究を行っている。これまで感染の事実がないことから、平成28年4月に、厚労省が「異種移植」にGOサインを出した。 #iddm #T1 science forum 10 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
日本でも、ブタを使った異種移植の研究が、非常に基準は厳しいながらも、厚労省に認められるようになった。国立国際医療研究センターは、膵島移植研究のための研究施設として認められ、企業からの協力も得ながら研究を進めているところ。 #iddm #T1 science forum 09 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
現在、無菌状態で飼育されたブタの膵島をマイクロカプセルに入れ、患者の体内に埋め込む治験が海外で行われており、血糖の安定化が確認されている。また、カプセル内の膵島は生存が認められ、ブタ由来の感染症も起きていない。 #iddm #T1 science forum 08 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
免疫の問題を回避するためのひとつの方法として、「免疫隔離膜」によるカプセル化の技術がある。免疫細胞が通れないカプセルの中に膵島を封入し、それを体内に埋め込むことで、免疫抑制剤を使わなくて済む…というものである。 #iddm #T1 science forum 07 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
膵島移植を受けると、それまで変動の激しかった血糖値が、きれいに一定範囲に収まり、非常に安定する。無自覚性低血糖が抑制され、重症低血糖イベントもほぼなくせる。しかし、ドナー不足や免疫抑制剤などの問題は残る。 #iddm #T1 science forum 06 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
まず最初に霜田先生から、「バイオ人工膵島プロジェクト」に関する紹介を。現在、1型糖尿病に対する同種膵島移植は、心停止または脳死ドナーから膵島を抽出し、1型糖尿病患者の肝臓の門脈に移植する…という治療がほぼ標準化されている。 #iddm #T1 science forum 05 at 06/22 17:44
nose_kensuke / 能勢謙介
ここから、今後はiPS細胞などを利用して「同種組織移植(自家移植)」ができるような方向性が模索され、最終的には「インスリンから離脱」という根治を目指していくことになる。 #iddm #T1 science forum 04 at 06/22 17:43
nose_kensuke / 能勢謙介
バイオ人工膵臓の位置付け。「同種移植」は「ヒト→ヒト」で、異種移植は「ブタ→ヒト」へ。現在は「同種移植」が行われているが、圧倒的にドナーが不足している。そこから、バイオ人工膵臓移植で「異種組織移植」が研究されている段階。 #iddm #T1 science forum 03 at 06/22 17:43
nose_kensuke / 能勢謙介
長嶋比呂志(明治大学農学部生命科学科発生工学研究室 教授)、井上亮(京都府立大学大学院生命環境科学研究科動物機能学研究室 講師)の4名の方に(敬称略)、そしてコーディネーターに日本IDDMネットワーク理事長の井上理事長。 #iddm #T1 science forum 02 at 06/22 17:43
nose_kensuke / 能勢謙介
「バイオ人工膵島移植プロジェクトの現状と将来」をテーマにパネルディスカッション開始。パネリストは、霜田雅之(国立国際医療研究センター研究所膵島移植プロジェクトプロジェクト長)、小玉正太(福岡大学基盤研究機関再生医学研究所所長) #iddm #T1 science forum 01 at 06/22 17:43
nose_kensuke / 能勢謙介
本日は代々木で開催の、NPO・日本IDDMネットワークのサイエンスフォーラム「1型糖尿病 2025年『治らない』から『治る』へ in 東京 −根治に向けてのカウントダウン−」に参加。以下、能勢の「個人的備忘録」にて。 #iddm #T1 science forum 00 at 06/22 17:43
nose_kensuke / 能勢謙介
RT @sibirerucake: ガリガリな身体で草食動物の餌みたいな食事を1日1回しか食べないというモデルが若い女子たちにストイックだと賞賛されて、3食食べている自分が恥ずかしい、もっと頑張らなきゃと追い込ませる世の中は絶対に間違っている。 at 06/22 04:55